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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九十三話 人間爆弾の恐怖
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か?」
「あらご御免なさい、気が着かなくて」
「じゃあ俺の部屋を使えよ」
勝平は言った。
「シャワーもあるし。着替えは」
「あたしのがあるわ。持って来るからちょっと待ってて」
「じゃ来なよ」
「あの、勝平」
「どうした?」
「この前、あんなこと言っちゃって御免なさい」
かって再会した時のことだ。
「勝平達が一生懸命戦ってくれてるのに。あたしったら・・・・・・」
「気にすんなよ、わかってくれりゃいいのさ」
だが彼はそれは気にはしなかった。そのままアキを自分の部屋に案内する。
「有り難う」
「だからいいって。さ、着いたぜ。ここがオレの部屋」
「アキさん、はい、着替え」
そこに恵子も来た。そして彼女に服を手渡す。
「すいません、どうも」
「だからいいのよ。それじゃ」
「じゃあな」
「うん」
アキは勝平の部屋に入った。そしてシャワーを浴び、着替えをすませる筈だった。
だがまた客がやって来た。今度は一人の少年だ。
「やれやれ、今日はお客さんが多いな」
当直のコウはこう言ってぼやく。
「はい。誰でしょうか」
「あの」
「君は!?」
「香月っていいます。勝平はいますか?」
「また勝平にか。香月君だね」
「はい」
見ればその顔は焦り、緊張したものになっていた。
「どうしたんだい、今彼はお客さんが来ているんだけれど」
「大事な話なんです、すぐに合わせて下さい」
「すぐに」
「はい」
コウは彼の顔つきから尋常でないものを感じていた。
「お願いです、人の命がかかってるんです!」
「人の!?」
「そうなんです、それで」
「かなり切羽詰った事情があるみたいだけど。よかったら誰に会いたいのか教えてくれないか」
「ここ、ロンド=ベルですよね」
「ああ」
「だったら神勝平がいますよね、あいつに」
「勝平にかい」
「そうです、すぐに」
「わかったよ。それじゃあ」
こうして勝平が呼ばれた。勝平は香月の顔を見て驚きと懐かしさの入り混じった顔になった。
「香月じゃねえか」
「ああ」
「御前、無事だったのか。心配してたんだよ」
「済まねえな。だがな、今はそんなことを言ってる場合じゃないんだよ」
「どうしたんだよ、そんなに焦って」
「大変なことがわかったんだよ、ガイゾックの奴等」
「今日本にいるよな」
「そうだ、あいつ等人間に爆弾を埋め込んで人間爆弾にしてやがるんだ!」
「何っ!?」
「何だって!?」
勝平だけではなかった。それを一緒に聞いたコウも驚きの声をあげた。
「香月、それは本当か!」
「間違いねえ、俺もあと少しでそうされるところだったんだ、けれど何とか逃げて来たんだ。だから」
「まさか・・・・・・」
コウはそれを聞いて最近の市街地での爆発事故の原因を察した。
「だから
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