第二十五話 使い捨ての駒その一
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
見せてくれる?よかったら」
「いいよ。じゃあ今からね」
「その参考書ってわかりやすいの」
「あの公式だけじゃなくて他の公式もね」
「かなりわかりやすいの」
樹里はそれを聞いてさらに言った。
「そうなのね」
「数学って。公式を覚えれば何とかなるけれど」
「少なくとも赤点は取らなくて済む位にはね」
「文章問題もあるけれど」
「そっちもわかりやすいの、その参考書」
「うん、そっちもそう書いてるから」
「じゃあ本当にね」
見せて欲しいとだ。樹里は切実な声で上城に頼む。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ