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戦国異伝
第六十一話 稲葉山入城その十一
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ですが」
 平手は実は武は得意ではない。かなり文によっている。信長もそれがわかっていて政のことは平手にかなり尋ねている。実はこれは信行にしても同じである。彼も文なのだ。
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