第六十話 四人衆帰順その四
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清洲で聞いた信長はその時代帰蝶と共にいた。そうして彼女にこんなことを言われた。
「私はです」
「そなたは?何じゃ」
「殿の妻です」
彼女が言うのはこのことだった。
「ですから。是非です」
「稲葉山を取ってくれというのか」
「ひいては美濃を」
「それでよいのじゃな」
「はい」
こくりと頷きだ。また信長に答えたのである。
「二言はありませぬ」
「わしはこれまで御主の兄、そして甥と戦ってきた」
信長は茶を飲みながら横にいる帰蝶に話していく。
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