第二十三話 七人目の影その六
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た。
「ならそれも聞かない。しかしだ」
「しかし、ですか」
「君も彼女のことは知っていることはわかった」
それならそれでいいというのだった。
「ならいい」
「ですか」
「彼女は戦いを止めたがっていてだ。君はその逆だ」
「私は。その」
「彼女と君は対立する立場にある」
このことも読んでだ。広瀬は述べた。
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