第二十三話 七人目の影その二
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「確かに剣を砕けばですね」
「そうだね。戦えなくなるね」
「ですね。では」
「さあ。いいね」
その花びらの中にいる広瀬を見ての言葉だった。
「覚悟はできてるかな」
「いえ」
「いえ?」
「確かにこの花びらの中で」
毒のあるだ。それの中にあってだというのだ。
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