暁 〜小説投稿サイト〜
久遠の神話
第二十二話 広瀬の礼儀その十三
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
だ。
 広瀬にだ。こう言ったのである。
「俺達は君に言いたい。こんな戦いはだ」
「降りるべきだ」
「そうして君の望みを適えるべきだ」
「その望みがどういったものかは知らないけれどね」
 だがそれでもだとだ。二人は言ってだ。
 そのうえで広瀬に戦いから降りる様に促す。二人も真剣だった。
 しかし広瀬はその二人に対してだ。迷いのない顔でだ。
 冷静にだ。返した言葉は。
「俺もそういう訳にはいきません」
「戦う」
「どうしてもだというんだね」
「そうです。あと一つ謝ることがあります」
 話の合間にだ。こんなことも言う彼だった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ