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戦国異伝
第五十九話 一夜城その六
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部将か。では殿の為に一層働いてくれるな」
「猿はそれで親孝行も考えておるようじゃがな」
「それは存分にするがいい」
 柴田もだ。それは止めなかった。むしろ奨励さえする程だ。
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