第五十八話 墨俣での合戦その七
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「何という弓だ」
上から降り注ぐ弓矢を何とか避けながらだ。彼等は言う。
しかしだ。斉藤の者達も何とかだ。前に出ようとする。そうして彼等は数を頼りにそのうえで弓を放つ。そうして反撃を加えるのだった。
織田の足軽達も倒れていく。だが倒れる数は斉藤の者達の方が多い。具足の質の違いが出ていた。そして。
さらに間合いが近まりだ。それを見てだ。柴田は今度は。
槍兵達にだ。こう命じた。
「前に出よ」
「はい、では」
「次は我等が」
「敵を叩き続けよ」
槍でだ。そうしろというのだ。
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