暁 〜小説投稿サイト〜
戦国異伝
第五十八話 墨俣での合戦その七
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

「何という弓だ」
 上から降り注ぐ弓矢を何とか避けながらだ。彼等は言う。
 しかしだ。斉藤の者達も何とかだ。前に出ようとする。そうして彼等は数を頼りにそのうえで弓を放つ。そうして反撃を加えるのだった。
 織田の足軽達も倒れていく。だが倒れる数は斉藤の者達の方が多い。具足の質の違いが出ていた。そして。
 さらに間合いが近まりだ。それを見てだ。柴田は今度は。
 槍兵達にだ。こう命じた。
「前に出よ」
「はい、では」
「次は我等が」
「敵を叩き続けよ」
 槍でだ。そうしろというのだ。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ