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IX+V=....
2nd 帰還
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「お父さーん」
「じゃあ、船から降りるぞ。リュカもこのおじさん、この船の所有者のルドマンさんにお礼を言いなさい。」
「船に乗せてくれて、ありがとうございました!」
出来るだけ笑顔でいう
「どういたしまして、坊や。フローラを助けてくれてありがとう。」
「本当にありがとうございました、ルドマンさん。では」
「またな、パパス。」
お父さんたちのの挨拶のあと、僕らは港へ降り立った。

《ビスタの港》

「パパスさん!?パパスさんじゃないかい!?いやぁー、久しぶりだねえ。あんなに小さかったリュカ君も今じゃこんなに大きくなって...。」
知らないおばさんが話しかけてきたので、急いでお父さんの後ろに隠れる。
「ああ、リュカは覚えていないか。この人は私が昔サンタクローズに来たばかりの頃お世話になったソフィーさんだ。」
「改めて始めまして、リュカ君。」
「お父さんは少し話をしてるから、その辺で遊んでなさい。外は魔物がでるからいくなよ。」
その辺っつったって遊ぶとこないのになあ。壺も全部割っちゃったし...
そうだ、ちょっと外に出ちゃえ!
しかし、外に出た瞬間、青いゼリーのような魔物3匹に襲われた!

《ビスタの港 周辺》

この魔物は... スライム!
最弱のはずだけど、倒せるかなあ。
僕はひのきの棒を抜くと、スライムの突進する!
僕の突然の行動にスライムが戸惑っている。チャンス!
まず目の前の一匹を殴り倒し、脇にいた二匹目に最近使いこなおせるようになった風の呪文 ‘バギ’を唱える!
二匹は攻撃が当たると動かなくなった。
だが、次の瞬間後ろに回っていた一匹が体当たりをしてきた!
僕はとっさにひのきの棒で身を守る。

ドガッ!!!

鈍い音がして、自分からぶつかってきたスライムは動かなくなり、塵になって消えた。スライムがいた場所には金貨が残されていた。
僕がそれを拾い集めていると、背後からお父さんが出てきた。
「もうスライムを無傷で倒せるのだな。強くなったな、リュカ。
お父さんの姿を見て安心したのかさっきの戦いの怖さがどっと出てきた。
「お父さぁん、怖かったよ。」
「大丈夫、お前は勝ったんだ。自信を持ちなさい。怖さになんて負けないはずだ。」
「う、うん... わかった...」
そうだ、僕は勝ったんだ。自信を持とう。
「ソフィーさんとの挨拶は?」
「もう済んだ。ではサンタローズへ向かうとするか。」
この後僕たちは数回魔物と戦い、サンタローズについたのは太陽がてっぺんを回ってからだった。

《サンタローズ》

「パパスさん!?パパスさんかい!?」
「ああ。ひさしぶりだな、ジョン。村で何かあったか?」
「いいや、特に何も。平和だったよ。おっと、こうしちゃいれねぇ、見んなにパパスさ
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