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戦国異伝
第六話 帰蝶その四
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いついたのだがな」
 そしてだ。その己の考えを家臣達に告げるのだった。
「道を整備する。そしてじゃ」
「道を整備するだけではなくですか」
「さらにですか」
「一里ごとに目印として木を植えよ」
 これがその信長の考えだった。
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