人狼の忌み名
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スターの巣窟に入り込む者とは一体何なのか……梓には想像も付かなかった。
「わぁ、綺麗なお月様ぁ〜」
椿の言葉に釣られて空を見る。そこには見事な真円を描いた満月があった。
「嫌な予感がするわね……何も無ければ良いんだけど……」
そう言いつつ、行動可能なハンター達十数人を率いて、自身も借りたのか予備なのかは不明だが、この村伝統の戦闘服を着た神無が戻ってくるの見た梓は、一人独白しながら弓を背負った。
隣で呑気に月を眺めている相方の楽観的過ぎる性格が、今は羨ましかった。
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