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真剣で俺には似合わない!
2Fと2S 前編
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大和side

「入れ」

梅先生の転校生が来るむねと、注意なんかを述べた、後教室の前の扉から(当然だか)入ってくる。

(あいつさっきの…)

転校生とは今朝に職員室の場所を聞いてきたあの生徒だった。

(やっぱ転校生か……)

大和は扉から教壇に向かっている転校生・真也のことを何となく見ていた。教壇の梅先生の隣に立ち教室を見回している。

「ほら武田、挨拶しろ」

梅先生に挨拶するように促され一歩前に出た

「えーと、取り敢えず名前は武田真也ですよろしくお願いします┌〇」

頭を下げ、その後頭をあげる。そして教室を見回していると大和と目があった。すると

(!? なんだ今の?なんかを姉さんと同じだったような……気のせいか?)

目があった一瞬、ほんの一瞬だけかの武神・川神百代を脳裏に過ったがすぐに殺気じみだ視線は消えた。

(ふぅ……!?なんか違う意味で危険な視線が…)

視線の主を探ると薄い青のショートヘアの女子生徒・椎名京からジトーとした目で見られていた。

(うわ京。変な目でみるな。ワン子は寝てるしクリスもなんか転校生のことずっと見てるし)

それはそうといきなりの転校生の出現でクラスかが騒がしくなった。
なんやかんやと皆先生に質問している。

(大丈夫だろうかこのクラス?)

すると流石に騒がしかったのか、ワン子が起きたが。

「うぅ〜……うるさいわね眠れないじゃないの…?んん…誰??」

ワン子は起きたが、見ず知らずの人の出現で呆けてしまった。

(てかワン子朝から寝るなよ)

Side out

+++++++++++++++++++

真也side

「入れ」

梅先生の言葉を聞き、扉を開けなかに入ると、やはりと言うか視線が集まった。教壇にいる梅先生の隣に立つ。

「ほら武田、挨拶しろ」

挨拶するように促され一歩出てて挨拶する。

「えーと、取そり敢えず名前は武田真也ですよろしくお願いします。┌〇」

頭を下げ、一・二秒してから頭をあげて教室・主に生徒の顔を見回した。すると一人の男子生徒が少し顔を青ざめた。

(やば!視線に殺気を込めてたか?)

無意識に殺気を込めてたらしいがすぐに抑える。これは一種の癖で羽王学園に居たときに色々あって身に付いた悲しいものである。

(ん?てかあいつ…だけじゃなくてさっきのやつらこのクラスだったのか?)

よくみたら今朝にあった生徒がこのクラスにいた。てかなんか騒がしくなってる。

「こら静かにしろ!まったく…武田、お前の席はあそこだ」

と梅先生がクラスを静めて、一つの席を指す。黒板に向かって、右から二列目後ろからも二つ目である。真也は鞄を持ち席に座る。
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