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久遠の神話
第十四話 水と木その十一
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こう告げて呼び止めてきた。そうしてだった。
「まだあります」
「まだ?」
「はい、来ました」
 こう彼に言うのである。
「ですからまだです」
「来た!?まさか」
 声のその言葉にだ。上城は思わず身構えた。そうしてだった。
 その彼の前にだ。あの男が来た。そうして言ってきたのだった。
「君か。それならだ」
「貴方がですか」
 上城もその彼を見て言うのだった。闘いは終わってはいなかった。


第十四話   完


                         2011・11・9
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