第十話 偶発戦その四
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楽しむというのか」
「戦いを」
「そうさせてもらう。では行くからな」
この言葉と共にだった。怪物はその身体を屈めさせて。全身に彼の炎、虹色の炎を出してまとった。そしてそのうえでだった。
駆けた。そして跳んだ。そうしながら。
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