スーパーロボット大戦OGs
0090話
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ト変更。ベーオウルフ以外を攻撃せよ」
「了解」
「ゼオラ、お前があの敵と戦いたいのは分かるが、敵もかなりの戦力を展開している。状況を考えれば1機の敵に拘っていられる場合じゃないのは分かるな?」
「……了解、です」
不承不承といった感じだが、それでもこちらの命令に従うゼオラ。
「待って下さい! あなたはもしかして……」
そう通常周波数による通信で声を掛けてきたのは、ブリットの黒いヒュッケバインMk-U……いや、違う? あれは……ヒュッケバインMk-V。そしてあの声はリョウト、か? そしてそれを認識した時に起きるのは既に毎度お馴染みの念動力による共振だ。ただ、今までのそれとは違うのは、ブリットだけではなくリョウトとの間にも起こった事だ。
「インビジブルマンに乗っているという事は、あなたがブリット君の言ってた人ですね。そして僕にも感じるこの感覚。……教えてください。あなたはもしかしてワシントンで僕と会ったあの人ではないんですか?」
「リョウト! お前、インビジブルマンのパイロットの事を知っているのか!?」
驚愕としか取れない程の驚きの声を上げたのは、案の定ブリットだった。
「うん。ブリット君の話を聞いて、まさかとは思ったんだけど……以前ワシントンにいる時に同じような感覚を感じた事があるんだ。それがもしあの人なら……」
全く、念動力というのは非常に使える特殊能力だが、こういう時には非常に困る。
「以前、アラビア半島で戦った時にも言ったな? 質問には何でも答えてやろう。……俺に勝てたら、だがな」
リョウトとブリットへとそう声をかけた瞬間、丁度俺達シャドウミラー勢とハガネやヒリュウ改の間に転移反応が出現する。
「来たか」
その声と同時に現れたのは1機の特機だった。
基本的な外見はソウルゲインとそう変わらないだろう。だが、両肩はダイゼンガーの物へと変更されており、腕の部分にアウセンザイターのシュルター・プラッテが装備されている。
また、両膝から足首までもダイゼンガーの物に変更されており、足首から下はアウセンザイターの物へと変更されている。
そして本来ならソウルゲインは空を飛ぶ事は出来ないのだが、これもまたダイゼンガーからの部品を流用したのか、その姿は空中に浮かんでいる。
「これがトリニティゲイン、か」
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