スーパーロボット大戦OGs
0090話
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、本気でかかってこい」
「了解した。では言葉に甘えて本気でいかせて貰おうか」
まずは手始めという事で、グロウセイヴァーの胸部装甲から多数のファイア・ダガーがアンジュルグを狙って発射される。
それを見たアンジュルグは回避するでもなく、その両腕を身体の前で交差させた。
「シャドウ・ランサー!」
ラミアの叫びと共に発射されたのは、エネルギーで構成された多数の槍。それがファイア・ダガーとぶつかりあい、その殆どが空中で爆発を起こす。
「ちぃっ、押し負けたか」
ファイア・ダガーとシャドウ・ランサーに関しては、威力的にファイア・ダガーが勝利し、数発だがその弾頭をアンジュルグへと向けて突進していく。
「だが、この程度で私をやれると思って貰っては困るぞ、隊長!」
その叫びと共に、アンジュルグがミラージュ・ソードを展開。ファイア・ダガーを斬り捨てる。
斬り捨てられたファイア・ダガーはそのまま地面へと落下し、爆発を起こす。
「なるほど、戦闘機能には特に問題が無いようだな」
「隊長、次はこちらから行かせて貰う!」
展開していたミラージュ・ソードに代わり、弓を取り出す。
イリュージョン・アローかっ!
アンジュルグは、弓で言う弦の部分にエネルギーを展開して同じくエネルギーで出来た矢をこちらへと向かい解き放った。
「アダマン・ハルパー、展開!」
弓矢とはとても思えない速度で迫ってくるその矢へと向け、大鎌状態のアダマン・ハルパーを振り下ろし、エネルギーを拡散させて消滅させる。
「隊長こそ腕が錆び付いてはいないようでなによりだ」
ラミアのその台詞に苦笑を浮かべつつ次の攻撃に取りかかろうとしたその時、グロウセイヴァーのレーダーに反応が現れる。
「ちっ、これからって所でもう来たのか」
大型の反応はPTやAM等の人型兵器ではなく、戦艦である事を表している。しかもこのパターンはハガネにヒリュウ改。それともう1隻?
最後の1隻の正体は、戦場にその姿を現した時にはっきりした。
「シロガネか」
3隻の戦艦から次々にPTやAMが飛び出し、こちらへと向けて戦闘態勢を整える。その速度はなるほど、最精鋭の部隊と言われるのも納得だ。
だが、俺の感心もそこまでだった。何故か出撃した機体達が戸惑うように動きを止めたのだ。原作通りならリーがアラドをDCのスパイとして認識したという所か。
だがその騒動もすぐに沈静化し、アルブレードとアンジュルグも自分達の部隊の方へと戻っていく。
そして俺はそんな様子を見ながら、その機体を特定していた。
「アルトアイゼン、アラビア半島以来か。あの時はブリットとイルムのおかげでお前と戦う事が出来なかったが、今日は違う。全機、ターゲッ
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