後日談8 加藤家、ライブに行く
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「ジャズやロックと色んな歌を歌ってるな」
「ああ、しかもどれもが良い」
「私も今度自分のに入れようかな」
フェリアもノーヴェも気に入ったのみたいだ。
………そう言う俺もジャズの曲は気に入っていたりする。
「まあ何にせよ結構楽しめそうだ」
俺は今にも始まりそうなステージを見て呟いた………
『こんにちはー!久藤みちるでーす!!』
『丘崎マリアだ!!みんなおひさー!!』
『菊地カナタだよ、みんな久しぶりー!!』
わあああああああ!!!!!!
「凄い人気だな………」
「フェリア姉、あの金髪ドリルって私のクラスメイトなんだぜ………」
「ああ、凄いな………」
と、彼女達の人気ぶりに驚いている3人。
まあ俺も驚いているんだけど………
「それじゃあ早速行くよ〜イノセントラヴ!!」
可愛らしい曲が流れクリスマスライブはスタートした。
「それじゃあそろそろ………セイン、ノーヴェ、フェリア姉、ちょっとついてきて欲しいっス」
ライブが始まり1時間半程過ぎ、衣装チェンジしている合間にウェンディが姉達を連れて何処かへ行ってしまった。
「何処行ったんだあいつ等………」
何かいきなり一人ぼっちになってしまい、少し居心地が………
ファンでも無いのにこんな席に居て良いのだろうか………?
『皆さーん、お待たせしました!!見てみて、可愛いでしょ?』
派手なフリフリのショートスカートに可愛らしい衣装を着込んだ3人。
萌えーーーーーー!!!
そんな3人に親衛隊の人達の声が響き渡った。
『あ、ありがとみんなー!!』
一瞬引きかけた菊池だったがどうにか耐えたようだった。
『それよりみんなに紹介したい人達がいるのー!!………今日の為に協力してくれた私の大事な友達、ヴァルキリーズの皆さんです!!』
うんヴァルキリーズ………?
何やら嫌な予感が………
『おりゃ!!野郎ども!!テンションは高いっスかー!!!』
おおおおお!!!
現れたのは彼女達のボディースーツを着た4人。その上にマントを着ている。なるほど、あのスーツを着ているからヴァルキリーズか………って!?
「違う!!何やってるんだアイツら!?」
何でノーヴェやフェリアまでもが一緒にステージ上に居るんだよ!?
『私はウェンディっス!!この中で末っ子になるっス。みんな最後まではっちゃけようっスー!!!』
全く緊張を感じない、むしろ生き生きとしているウェンディに自然と観客も歓声が大きくなっていく。
『私はセイン、この中で2番目のお姉さんでーす!!今日はいきなりだけどみんなと楽しみたいからどうかよろしくねー!!』
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