暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
後日談8 加藤家、ライブに行く
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前にする質問だよなフェリア?」
「そうか?それは済まない。ドームの大きさに気をとられていた」

結構マイペースなフェリアさんだった………

ちなみに今回この場に居るのは桐谷、ウェンディ、セイン、ノーヴェ、フェリア。

加奈は神崎に呼ばれミッドに向かっていた。
フェリアは加奈が行けない事を当日知ったウェンディが急遽呼んだのが始まりだ。
………と言うのは嘘で加奈から事前に聞いていたウェンディはフェリアに連絡する予定だった。

始めはライブに行くなんて聞いてなかったフェリアだったが、ウェンディの必死なお願いで折れ、有栖家のクリスマスパーティよりも優先してこっちに来てくれたのだった。

「で、どうする?」

セインの言葉でみんなどこに行くか考えていると………

「じゃあみんな付いてきてっス!」

といきなりウェンディが言い、とりあえず皆、ウェンディについていくことにした………







「ね、ねえこっちに入っちゃっていいの………?」

セインが俺に話しかけるが俺も訳が分からない。
何故なら俺達は今、関係者以外立ち入り禁止のドームの中を歩いていた。

「ウェンディ、大丈夫なのかよ?」
「大丈夫っスよ、いいから付いてきてっス」

ノーヴェが心配して言ってもウェンディは気にせず更に進む。
そして………

「さあ、ついたっス」

そう言って指差した扉には控え室と書かれていた。
………まさか!?

「しっつれいしまーすっス!!」

と明るいノリで中に入るウェンディ。

「あっ、ウェンディ!」

中に入ると綺麗な衣装を着ている菊地と他の女の子が2人、2人はメイクさんにメイクをしてもらっていた。

「………彼女達があなたの友達?」
「あっ、はいそうです」

ウェンディに話しかけた少しきつ目の女性がマネージャーかな?

「加藤先輩も来てくれたんですね」
「ああ、凄い熱気だな。ここまで人気があるなんて知らなかったよ」
「………一応テレビとかにもよく出てるんですけどね………」

ははっと苦笑いする菊地。
テレビは基本的にゲームで利用されるため見る暇がない。

「ちょっとカナタ………」

そう言ってマネージャーがカナタを、部屋の隅に連れていった。
………流石に不味かったか?

「あの………」

そう言って話しかけてきたのはカナタと同じCUVEのメンバー、ウェーブがかかった髪の女の子だ。

「………っと君は………」
「私は久藤みちると言います。………あの、本当に中学2年生なんですか?」
「ああ、そうだが?」
「本当にアタシの年下なんだ!!」

と後ろから大きな声で話に割って入って来たのはボーイッシュの女の子、ただ少不釣り合いの胸を持
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