第四十六話 反逆
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?アザゼル」
「そう言うこった。と言っても人工神器だけどな・・・禁手化!!」
光がアザゼルを包み、それが晴れると黄金の鎧を身に纏い、右手には巨大な光の槍を持っているアザゼルがいた。
(何て力の大きさだ・・・今の僕でも勝てるかどうか)
闇慈はアザゼルの力に少し冷や汗を流した。
「まさかそれほどの力を有していたなんて・・・だとしても!!私は偉大なる真のレヴィアタンの血を引く者!カテレア・レヴィアタン!!忌々しい堕天使に負けはしない!!」
カテレアは青黒いオーラを身に纏いアザゼルに飛び掛った。そしてアザゼルも光の槍を持って対応したその刹那・・・カテレアから鮮血が飛び散った。
「ぐっ・・・ただではやられません!!」
カテレアは自身の腕を触手のように変えるとアザゼルの左腕に巻きつけた。そして何やら術式のようなものが表れた。
「あれは自爆用の術式!!」
リアスは驚愕の声を上げた。アザゼルは触手を離そうとしたが取れないようだった。
「この触手は私の命を糧に作ったもの。斬る事なんて不可能!!」
「お前は俺だけしか見えてないのか?」
「何を・・・!?」
カテレアが疑問の声を上げた瞬間・・・アザゼルとカテレアを繋いでいた触手が見事に真っ二つになった。闇慈は魔力を篭めたデスサイズ・ヘルで叩き斬ったのだ。
「そんな・・・私の触手が!!」
カテレアが声を張り上げた瞬間に、腹部にアザゼルの光の槍が・・・そして胸部から闇慈のデスサイズ・ヘルの刃が突き刺さり、カテレアはそのまま霧散してしまった。
「「チェックメイトだ」」
アザゼルと闇慈はそれぞれの得物をかざし、カツンとぶつけ合った。
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