第四十五話 旧魔王
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ングセンスしてんじゃねえか、黒衣の死神」
「アザゼルさん。僕には黒神闇慈って名前があります。出来ればそっちで呼んで下さい」
「くっ・・・やはりあなたは我々にとって危険因子の様ですね!ここで消えて貰います!!」
「世界を滅ぼそうとする貴様が言った口か?どう見ても貴様らの方がよっぽど危険なように思えるが?部長。あの人は俺がやります。部長はギャスパーを助けに行ってやって下さい」
「アンジ!?貴方本気で言ってるの!?彼女は旧魔王なのよ!?幾ら貴方がコカビエルを倒した力を持っているとしても一人では・・・」
リアスが闇慈に反論をしたがサーゼクスが言葉を発する。
「リアス。ここは彼に任せよう。私たちはここを守らなければならない」
それにミカエルが続ける。
「そうです。貴女の眷属が捕まっている以上、再び時間を止められてしまう可能性があります。ここは一刻も早く貴女の仲間を救出するべきです」
「お兄様。ミカエル様」
リアスがしばらく考え、闇慈に頼んだ。
「アンジ。ここは貴方に任せるわ。しかしこれだけは約束して頂戴!!死んじゃダメよ!!」
「勿論です!!」
それを聞くと闇慈とアザゼル以外はその場から居なくなり、それぞれの役目を開始した。そして三人は会議室から飛び出し、空に飛び上がった。
「さてと・・・覚悟して貰おうか?カテレア」
「貴方ごとに遅れてはレヴィアタンの名前が廃れてしまいます。貴方を倒し、私こそがレヴィアタンの名前を持つのに相応しいことを証明してあげましょう!!」
それを聞いたアザゼルはここでカテレアに言葉をかけた。
「やっぱりおまえは石頭だな。言葉が陳腐すぎるぜ。はっきり言って傍迷惑だぜ。レヴィアタンの末裔。お前の台詞。一番最初に死ぬ敵役のだぜ?」
「アザゼル!!貴方は何処までもわたしたちを侮辱する!!」
「思ったことを言っただけだ。・・・黒衣の死神。ここは協同戦と行こうぜ?」
「それは心強いな。でも好い加減、俺の事を名前で呼んでくれないか?」
「それはこの戦いで決めてやるよ」
「なら。尚更負けるわけにはいかないな!!」
闇慈とアザゼルが肩を並べ、闇慈はデスサイズ・ヘルを、アザゼルは光の槍を取り出し、身構えた。
「一人増えたことで何も変わりません。すぐに消してあげましょう!!」
「そんな減らず口が何時までも言いえると思うな!戦いを生み出す権化が!!貴様らのようなのが居るから、戦いが終わらないだ!!ここで俺が貴様に・・・『死』を見せてやる!!」
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ