後日談8 クリスマス、リンスがやって来る
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「ええ、リンスの相性によって決めるけど………それより星はどうしたの?さっきから黙って………」
シャイデに言われて隣に座ってる星を見る。
確かにさっきから俯いて固まっている。
「星………?」
軽く揺すると星はピクっと反応し、俺を見た。
うん?ちょっと酒臭い気が………?
「レイだぁ〜」
そう言って俺に抱きつく星。
そしてそのまま………
「なっ!?」
「あらあら」
俺にキスをしてきた。
せ、星!?
「えへへ、お茶の味がしゅる〜」
呂律がちゃんと回ってない。
どうやら相当お酒が回ってるんだな………
「全く、酔うの分かってるなら飲みすぎるなよ星………」
「ふぁ〜い!」
そう言って敬礼する星。
「珍しいわね。前飲んだ時は愚痴を長々と話してなかったかしら?」
「確かに………」
愚痴の方が良いという訳では無いが、これはこれで面倒だ。
「全く、星、部屋に行くぞ」
「夜伽ですかぁ〜?」
「ばっ!?」
ばきっ!!
夜美の持っていた箸が折れた。
「や、夜美さん………?」
「我が星を連れていく。異論は無いな?」
「はい………」
あまりの威圧感にそれ以上の言葉が出なかった。
「さて、そろそろプレゼント交換といきますか!」
「「「イエーイ!!」」」
「い、いえ〜い………」
時刻も10時とチビッ子達は眠る時間になっていたが相変わらずテンションが高く、普段大人しいキャロまでもノリが良かった。
そんなノリに上手く乗れないリンスの恥じらいっぷりも中々可愛いもんだ。
「さて、今日買ってきたプレゼントにそれぞれ番号を付けた。今からみんなにくじを引いてもらうから、引いたくじの番号が自分のプレゼントな。さあ順番に引け」
そう言って順番にくじを引かせた。
「じゃあプレゼントタイムだ!居間に行って、自分の番号を探してみ」
俺が言ったと同時にチビッ子とライは居間へダッシュで行った。
何だかんだ優理もキャロもリンスも楽しそうでよかった。
「あー!!自分のプレゼント当てちゃった!!」
………まあドンマイライ。
ちなみに俺は何かのアニメのドラゴンの貯金箱。キャロのプレゼントを引いた。
「さて………」
みんながはしゃぎ疲れて眠ってしまった深夜1時。
俺はパーティの後片付けをしていた。
ちなみに他のみんなは疲れて眠っている。
リンスはシャイデと一緒に居間にある布団で仲良く眠っている。
「零治………」
「どうしたアギト?」
と皿洗いをしていたとき、小さい姿でふらふら飛んできたアギト。
「零治は………寝ない
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