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ソードアート・オンライン stylish・story
第二十五話 出会いは突然に?
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私もお兄ちゃんから修也さんの事を聞かされていましたから」
「これも何かの縁かもしれねぇな。さっきのお詫びも兼ねて少し喫茶店で俺と話さねぇか?奢ってやるよ」
修也のナンパ染みた言葉に直葉は少しクスッと笑顔を零した。
「それってナンパしてるんですか?修也さん」
「別にそんなつもりじゃねぇよ。んで、どうするんだ?無理強いはしねぇぞ?」
本来ならすぐに断って家に向かうのが当たり前だが、彼女の目の前に居るのは兄の親友でSAOでもかなり世話になったと和人本人から聞いていた。
SAOでの修也の名前までは聞かされていなかったが、悪い奴じゃないと解釈していた。
「良いですよ。私も修也さんと会って見たかったですから」
「決まりだな!」
「でも・・・変な事をしようとしたら竹刀で抵抗しますからね?」
「俺をそこら辺の変質者と一緒にすんじゃねぇよ」
修也はヤレヤレと首を振っていたが直葉は「冗談ですよ♪」と言い聞かせると修也の先導で喫茶店に赴いた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
喫茶店に着いた二人はさっそく注文を取った。
直葉は最初は戸惑ったが修也の笑顔と心遣いに促されたのか自分が欲しい物を頼んだ。そして注文した品が届くとそれぞれ口にし始める。
修也はホットコーヒー。そして直葉はチョコレートパフェを口にし始めた。
「ん〜♪美味しい」
「女の子ってのは本当に甘い物が好きなんだな。でもそれはやがて体の重い鎧に変わってしまうぞ?直葉さん」
修也が茶化すように直葉に話しかけるが直葉は真面目に受け取ってしまい、反感した。
「もーー!!修也さんは女の子に対するデリカシーが無さ過ぎです!!」
「おいおい。俺は冗談で言ったつもりだぜ?真に受けすぎだぞ?」
「言って良い冗談と悪い冗談があります!!」
修也は直葉に「悪い悪い」と笑顔で前言撤回をし、彼女の機嫌を宥めた。そして直葉に家庭内の話を始めた。
「それで、直葉ちゃんと和人は家では仲は良いのか?」
修也がそれを聞くと直葉はパフェと食べている手を一旦止めると少し表情が暗くなった。
「昔よりは話してくれるようになったんですけど、今お兄ちゃんは眠っている『アスナ』さんの事で頭が一杯だと思いますから」
「だからあまり和人とは関わっていないってか・・・でもな直葉ちゃん。和人は今、昔の明日奈のようになりつつあるぞ?」
それを聞いた直葉はまるで修也が和人の恋人の明日奈の事を全て知っているような口ぶりに疑問を抱き、尋ねる。
「あの。修也さんと明日奈さんの関係って?」
「おいおい。苗字で気付かなかったのか?俺と明日奈は兄妹だ」
「えっ!?そうだったんですか!?」
「まあな。でも大切な事はそれじゃない。和
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