後日談7 球技大会(後編)
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「なのはちゃんの家?」
「あっ!!翠屋!!」
「うん!せっかく優勝したんだしパーティしよう!みんなで!!」
みんなと言ってもいつものメンバーなのだが………
因みに圭は部活に、良介は坂巻の家に遊びに行くとか。
確かに良介みたいに星達か家族みんなで優勝の余韻に浸るのも悪くは………
「ケーキ食べる!!」
「私も………今日は沢山動いたし、少しくらい食べても………」
「我も大丈夫だよな………?」
ケーキの誘惑には敵わない様です。
………まあアギト達にもケーキを買ってあげれるし、コーヒーも飲めるし良いか。
「よし、それじゃあ行くか!!」
ということで皆で翠屋に行くことになった………
「それじゃあみんなジュースええか?行くで………乾杯!!」
「「「「「「「「「乾杯!!」」」」」」」」」
皆でジュースで、俺はアイスコーヒーを当て合う。
それから皆はケーキに集中し始めた。
「さて、俺も………」
そう思ってケーキを選んでいると………
「零治君!!」
「先ずはチョコレートケーキを………」
「無視しないで零治君!!」
「せっかく優勝したのに、死の淵をさ迷うのは遠慮したいので………」
「大丈夫!!愛情は込めたから!!」
「愛情で毒が消えるのなら毒キノコでも食えます」
「毒じゃないから大丈夫よ!」
「似たようなものなので勘弁を」
毎度の事ながら美由希さんが俺にケーキを食べさせに来た。
しかし俺はそれをスルーし、チョコレートケーキを食べる。
うん、大人の苦味が広がりとても美味しい………
「苦味ならこのケーキにも………」
「腐ってる?」
「酸っぱい場合でしょ!!これは大丈夫、味見したから!!」
「味見………だと!?」
「何でそんなに驚いてるの!?」
だって、やっと………
「俺、嬉しいです………」
「何で泣いているの!?」
「レイ〜!!このモンブランも………って何してるの?」
俺と美由希さんを見て、ジト目で俺達を見るライ。
何でそんなに睨むの?
「レイって本当に年上のお姉さん好きだよね………?」
「えっ、今のやり取りでそう捉える?」
「そうよね〜いつも零治君って私のケーキを食べたいってごねて………」
「人を食物兵器で殺そうとした人の言葉とは思えない………」
「食物兵器!?そんなの作ってないよ!!」
「本当に心からそういえます?」
「…………………………食べ物です」
「長い間だな………」
「うう………!!レイ、こっちで食べよう!!」
「ちょ!?ライ?」
唸りながら俺の手を取り、無理やり星達の所へ連れてい
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