後日談7 球技大会(前編)
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で優勝しないと総合優勝おろか、クラス優勝も厳しくなったわね………」
「2−Bだね………」
「そう………」
アリサの言うとおり、B組は女子サッカーが初戦敗退してしまったものの、野球、男子サッカー、男子バスケと勝ち残っていた。
「じゃあ次のバレーで………」
「ええ、負けたらクラス優勝は絶望的かもしれない」
フェイトの質問にアリサが険しい表情で言う。
男子が不甲斐なくて本当に申し訳無い。
「後は最後のドッジボールでどうなるかだな」
フェリアの言う通り、一番読めないよなドッジボール。
「ま、取り敢えず目の前の試合を負けずに進める事だな。頑張れよアリサ、すずか、フェイト、坂巻。………そして足を引っ張るなよなのは」
「引っ張らないもん!!」
そんななのはを先頭に女子バレーに挑む6人がいた………
「私は結局忘れられてると………」
もう一人の6人目の女の子が一人寂しく呟いたのだった………
さて、その後も危なげなく勝利していく2−Aだったが………
「あっ!?」
「フェイトちゃん!」
加奈の放ったアタックがコートに突き刺さった。
「3−1で2−B組の勝利!!」
本日バレー最後の3回戦目で2−Bと激突した俺達。結果はA組の惨敗。
何とか奮闘したものの、加奈の指揮の元、素晴らしい連携のB組を止めることは出来ず、A組は負けてしまった。
今現在、2年で上位に食い込んでいるクラスは俺達A組と桐谷達B組だけだ。後のクラスは3年のクラスにぶつかり負けていた。
ちなみに1年だと総合では上位に上がってるクラスは無いのだが、個別だと勝ち残ってるクラスもあったりする。
ウェンディ達、B組は野球のみ勝ち残っていた。
「くそ………これで野球とサッカーで優勝しなければB組の優勝を止めることは出来なくなったな」
「うっ、私に最後までキーパーが務まるのでしょうか………?」
「大丈夫、僕が抑えて、シュートを決めるよ!!」
「それだけでは勝てないだろう………」
「フェリアの言う通りだ。ライだけでなく、皆で協力してじゃないとな。だから頑張ろうぜみんな」
先ずは野球で桐谷のクラスとの対決だな………
絶対に負けられない。
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