後日談7 球技大会(前編)
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法の訓練を集中してきた為、本格的な球技をしたことがなかった。
はやてみたいにスポーツにももっと興味を持ってれば違ったのだろうが、なのはは魔法一筋だった。
「あ〜あ」
ライの呆れ気味に呟く。
最終スコアは10ー0と全くあり得ない点差になってしまった。
「神崎………」
「いや、頑張ったぞ俺!!」
夜美のキツい突っ込みに慌てて神崎が言う。
確かに神崎はキーパーとしてそれなりにやっていた。
神崎がキーパーじゃなかったらもっと点差が開いていたかもしれない。
だけどな………
「期待はしてないから勝つとは思ってなかったけどもう少しね………」
そんなアリサのキツい一言にサッカーに出ていたSBS団の面々の表情は全員泣きそうになっている。
「次は………野球ね。零治、野球は本命なんだから負けたら許さないわよ!」
「ふん、誰に言ってるんだい?」
俺の代わりに自信満々な顔で答えるライ。
「僕が投げる試合は完全勝利しかないから安心して良いよアリサ!」
肩にかけているバックからMYグラブを取りだし、タOガースの帽子を被るライ。
「レイ、肩慣らしするから受けて」
腕を回すライはもはやチームのエースそのものだった。
「やる気満々ね………」
「ライは野球がスポーツの中で一番好きなので………」
「でも勝てそうやな」
「まあ零治もいるし、野球部のキャプテン、小林もいるのだ。問題無いだろう」
「なあ、2ーA対3ーBの試合、どっちが勝つと思う?」
「A組には野球部は小林だけだし3年じゃね?」
野球グラウンド、桐谷はクラスメイトの2人と零治の試合を見に来ていた。
「加藤はどっちが勝つと思う?」
2人の内の1人質問される。
2人は普通に3年生が勝つと思っていた。
しかし、桐谷は、
「A組」
と、即答した。
「は?でもどうして?運動得意な奴少ないはずだけど………」
それに彼らが3年と思った理由は他にも半分が女子だと言うことも含めてそう思っていた。
しかし桐谷が答えは逆。
意味が分からなかった。
「まあ見ててな」
と桐谷はそう言って彼らは試合に注目した………
「じゃあメンバー発表するで。1番、センター小林君!」
「はい」
「2番セカンド夜美ちゃん!」
「ああ」
「3番キャッチャー零治君!」
「うい〜」
「4番ピッチャーライちゃん!」
「はいはーい!!」
「5番ファースト中島君」
「はい」
「6番ショート………私や!!」
「はやてちゃん、無駄な間なの」
「7番レフトフェリアちゃん」
「
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