暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
後日談6 ナカジマ姉妹、再会する
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や」

「まあ的を射てるわね」

そんなシャマルさんの小言も既に聞こえておらず、シグナムさんはノリノリだ。

「では外でやろう」

そう言って俺達は外へ出た………












さて、シャマルさんに結界を張ってもらい、デバイスを展開するご両人。
シグナムさんはレヴァンテイン、桐谷はミズチブレードだ。

「へえ、桐谷君もベルカ式なん?」
「まあな。結構強いぜ」
「それはシグナムも同じだ」

「がんばれー桐谷兄ちゃん!!」
「見て勉強しなきゃ………」

それぞれが話していると………

「さて、さっさと始めようか」
「お手柔らかに」

そう言って構える2人。

「主!」

「ほな………始め!!」

はやての掛け声と共に、2人の戦いが始まった………











「くっ!?」

『ご主人様!?』

「どうした?こんなものか?」

この人は生粋の剣士だな。
バルトマンとは違い、ちゃんと俺の動きを見切って斬り返して来たり、巧みなフェイントを織り交ぜたりと、とにかく戦い方が豊富だ。

「玄武剛弾!!」

魔力をまき散らし、ひとまずシグナムを間合いから離す桐谷。
しかし………

「シュランゲバイゼン!」

鞭の様にしなる剣が桐谷を襲う。

「水流爪牙!」

流れるように移動しながらシュランゲバイゼンをさばき、近づく桐谷。

「くっ!?」

「舞朱雀!」

クロスレンジに近づいた瞬間、一気に突進し、左右往復しながらシグナムに斬りかかる。

「中々………速い!!」

シュランゲフォルムを戻すのに、ワンテンポ遅れてしまったシグナム。
桐谷の攻撃を見切る余裕も無く、受け止めるのに精一杯になってしまった。

「一気に畳み掛ける!!」

「やらせん!!」

2人のクロスレンジでの戦闘は続く………










「流石シグナムさん、闇の欠片とは大違いだな………」

「そうか、レイはあっちの世界で戦っていたんだな」

「まあな」

「その時は勝ったんか?」

「負けてたらここにいないっての」

「2人共凄い………」
「頑張れ桐谷兄ちゃんー!!」

2人の戦いを見て、ギンガは呆気にとられ、スバルは大声で応援していた。

「さて、どうなる事やら………」









「くそっ………」

吹き飛ばされ、何とか衝撃を押さえた桐谷。
しかし、シグナムの追撃が向かってくる。

「空牙!」

「くぅ!?セレン!!」

『バリアフィールド!』

展開したバリアフィールドで飛んできた斬撃を防ぐ桐谷。
しか
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