後日談6 ナカジマ姉妹、再会する
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だか迷惑をかけて申し訳ないな………
「はやてちゃんお帰りです〜!あっ、零治さん、桐谷さん、ノーヴェちゃん、王様いらっしゃいです」
ドアを開けてくれたのはリィン。
相変わらず元気いっぱいだな。
「王様は勘弁してくれ………普通に夜美でいい」
「はい!なら夜美ちゃんですね」
「ほな、みんな上がってや」
はやてにそう言われ、俺達は家の中に入っていった。
「あっ………」
リビングに来るとソファで静かに座っている2人の少女が。
そして姉と思われる子が桐谷を見て固まった。
「あの時のお兄ちゃん!!」
逆に妹の方の女の子は桐谷を見た瞬間、真っ直ぐ桐谷に抱きついた。
「………元気だったか?」
「うん!あの時は助けてくれてありがとう!」
そんな女の子の頭を撫でる桐谷。
気持ち良さそうにしている女の子は猫みたいだ。
それに対して姉の方はその場から動かず、口をパクパクさせている。
「何や、やっぱり桐谷君も魔導師やったんか」
「悪いなはやて、桐谷も管理局にあんまり良いイメージを持ってなくてな………」
「ええよ。零治君よりは問題無いと思うし」
俺を一体何だと思ってるんだ?
「ほぅ、間違いではなかったのだな」
「あっ、シグナムさんこんにちは」
「「こんにちは」」
「ああ、いらっしゃい。………で恐らくだが君は初めてで間違いないな?」
「はい、初めまして、ノーヴェ・イーグレイです」
「私はシグナムと言う。そして窓側にいるのがザフィーラだ」
そうシグナムさんが言うとザフィーがお辞儀した。
何で家の中も犬でいるんだろう………
「おおっ!?おっきい犬だ!!」
ノーヴェはザフィー程の犬を見たことが無かったのか、テンションが高い………
「良い子良い子………」
「おいノーヴェ、その犬は………」
「………くすぐったいから止めてくれ」
俺が言う前にザフィーが話してしまった。
その瞬間ノーヴェが固まる。
「犬が喋ったー!!!」
「あはははははは!!!」
「あ、主………」
はやて、バカ笑いし過ぎ………
「零治、桐谷達はいいのか?」
このやり取りからも分かる通り、桐谷とナカジマ姉妹の3人は少し離れた所で話している。
「あれで良いんだよ、まだぎこちないけど3人で話したい事もあるだろうし………」
「………特に姉の方はまだ固いな」
スバルは桐谷にべったりしてるがギンガは姿勢正しく座ったまま話している。
「なあシグナム、シャマルとヴィータはどうしたん?」
「2人で買い物に行きました。もう少しで帰ってくると思うので
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