第四話 元康と秀吉その九
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うではないのか」
「それはそうですが」
「これからも頼むぞ」
穏やかに笑って彼への絶対の信頼を見せる。
「よいな」
「この雪斎何があろうともです」
畏まって義元に告げる。
「義元様、そして今川の御為に」
「和上がいる限り今川は安泰じゃ」
義元は心から信じてこう述べた。
「三州はこれからも今川のものじゃ」
「はい」
こんな話をしていた。元康は今は政にかかっていた。彼は今川の下で雪斎にその全てを授けられていた。そのうえで大きく羽ばたこうとしていた。
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