後日談5 事件その後………
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「それを何とかするのが陸の仕事だ!!それに我等は管理局員として動いているのだ、命令通りに動け!!」
「ふざけないでください!!市民を守らず自分達の身を守るのに集中しろって言うのですか!?」
「ああそうだ、それが我々に当てられた任務だからな」
「任務って………でもそれじゃあ救えない人も多いじゃないですか!!」
「それは仕方がない、必要な犠牲だったと言うわけだ」
「犠牲って………!!」
救える命も見逃すって言うのか!?
「管理局が潰されればそれこそこの世界の終わりだ、それを自覚しろ」
「………ふざけるな………」
「何………?」
「ふざけるなって言ったんだ!!何がこの世界の終わりだ、目の前の人も救えなくて世界を守っていけるか!!」
「貴様………!!」
胸ぐらを掴まれたが、その手を払い、部隊長をぶん殴った。
「ぐっ、貴様………自分のしたことが分かっているのか!?」
「はい、もうこの部隊も管理局にも未練は無いです、今までお世話になりなした」
「ま、待てランスター………!!」
そんな声を振り切り、俺は部隊長の部屋を出ていった………
「なるほど………」
「酷い、その隊長!!………でもそれって復帰してすぐの話よね?……今日まで何してたの………?」
「パチンコ」
「リストラされた会社員か!!」
「うごぉ!?」
おお、見事な飛び蹴りだ。
「これからどうするのよ、私達収入ゼロよ!?」
そしてティーダの胸ぐらを掴み、揺さぶりながら聞いている。
「大丈夫、大丈夫。これからは傭兵として稼ぐから。………まあ部隊にいた頃よりは減ると思うけど………」
そう聞いたティアナの手が止まる。
「………嫌」
「だけど、良いと思うんだよな。自分のしたい仕事が出来て、それが人のためになる。ウォーレンみたいに………」
「!?お兄ちゃんの………」
「ん?」
「バカーーーー!!!!」
と大声で言いながら拳がティーダの顔を直撃し、そのまま壁に吹っ飛んだ。
「ティアナ!?」
そのままティアナは家を出ていった。
一体どうしたんだ?
「ティーダ、ティアナを追う!」
「ちょ、トーレさん、助け」
しかし既にトーレは家から出ていっていた。
「全く、我が妹ながら良い拳だな………」
ふらふらながら立ち上がるティーダ。
「傭兵で稼ぐって良い考えだと思うんだけどな………」
そう呟きながら、ティアナとトーレが出ていった方向を見る。
「一体何がそんなに気に入らないんだ………?」
そんな事を思ってるとランスター家の電話がなった。
「は
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