後日談2 チビッ子、ギアーズ姉妹帰還
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タにはお揃いのかんざしの様な髪飾りをプレゼントしていた。
結構似合っており、更に大人っぽく感じる。
「あと、私からこれを」
そう言って前にやって来たスカさんはキリエに小さな小型機を渡した。
「この世界の座標だよ。この座標に飛べば問題なくこっちの世界にやってこれる。………と言っても転移自体を安心してって訳にはいかなかったけれどね………」
「いいえ、これで余裕があれば遊びにこれます」
「そうか、出来るだけ安心して転移できるように私ももらったデータで研究してみるよ」
そう言ってスカさんは俺達の近くにやってくる。
「………それじゃあ行きましょうか」
アミタがそう言うと6人の体が光に包まれる。
「じゃあね、みんなー!!」
「また絶対に遊びに行きます!!」
「それか今度は我らの星に招待するからな!!」
「私達のでは無いですけど、その時は是非遊びに来てください!!」
「それじゃあお世話になりました!」
アミタが最後に言った後、キリエが俺を手招きしてきた。
「どうした?」
近づいて来た俺にキリエは何も言わず近づき………
「!?」
俺にキスしてきた。
「おいキリエ、何のつもり………」
「バイバイ!」
最後まで俺の言葉を聞かず、キリエ達6人は行ってしまった。
「全く………」
「レ、レイ!?何かされなかった!?」
後ろから慌ててやってきた星、ライ、夜美。
キスしてなかった!?と言わないって事は3人は見えてなかったんだな。
「いや、ただ単にまた会いましょうって近くで言われただけさ」
「「「本当に………?」」」
「ああ、帰ろうぜ明日も学校だしキャロ、優理、ルーが眠りそうだ」
凄く目がとろんとろんしている。
今日1日遊び回ってたから疲れたのだろう。
「零治〜」
ふらふらと飛びながら俺の肩に乗ったアギト。
乗った瞬間ぐだ〜っとダレた。
「今日はありがとな、アギト。アギトも見てくれたおかげで俺も楽だったよ」
「うい〜」
「そんなに大変だったのですか?」
「だってぶっちゃけ小さいお前らだぞ?」
「それは我等も入っているのか………?」
いや、結構夜美や星も酷かったぞ。
「夜美、僕はもう大人だよ!」
「「「「「………」」」」」
「何でみんな黙るんだよー!!」
だってどの口が言うんだよライ………
「まあそれはおいといて、今日新しく開店した洋菓子店のケーキを買ってきたぞ」
「マジか」
気が利くなフェリア。
「零治、俺達も帰るぞ」
「私達も失礼するよ」
「今日はルーが世話になったわね、ありがとう」
「いえいえ、ルーが居てくれたおかげで助かりま
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