後日談2 チビッ子、ギアーズ姉妹帰還
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の間にか居なかったので」
「いや、置いてきたろ?」
「………テヘッ」
「全く………」
優理もこんなことするんだな………って違う!
「勝手に行ったら残った2人も心配するだろうが………」
「ごめんなさい………」
流石に不味いと思ったのか素直に謝る優理。
「まあ反省しているみたいだしちゃんと謝れよ」
「うん!」
頭を撫でてあげると嬉しそうに返事する優理。
どうしてもしっかり怒る事が出来ないんだよな………
「到着!!」
「なかなか面白かったです!」
とそんな事をしてるとチビッ子組も帰ってきた。
しかし先頭のレヴィ、アミタ以外の3人はヘロヘロである。
「これを作った人は絶対性格悪いわね………」
「はは………」
キリエの呟きに苦笑いしか出来なかった。
そしてしばらくすると途中の出口から出てきたルーとアギト。
お互いに支えながら歩いてくる様子は戦場から帰ってきた兵士みたいだ。
「得る物の多い戦いだった………」
「ああ、確かにな………」
「何をだよ!?」
まさかアギトまでボケるとは思わなかった。
そんな中、2人に優理が近づいていく。
「どうしたんだ優理?」
アギトが不思議そうに聞く。
しかし、優理は何も言わずに近づいて……
「ごめんなさい!!」
深々と2人に謝った。
「ああ、良いよ優理、優理なら零治を追うだろうなとは思ってたから」
「だけど、一言位言ってね」
「うん!」
ルーもアギトも特に気にした様子も無く、簡単に終わった。
まあそうなるだろうとは思ってたけど………
「どこかで休みたいのだが………」
ディアの弱々しい提案に乗り、近くの喫茶店に入った………
時間が経つのは早いものであの後色々乗るとあっという間に時間になった。
時刻は現在19時。
「ふぅ………食った食った」
「美味しかったです………」
少し早い夕飯も食べ終わり、只今お土産コーナーを好きに回っている。
俺は優理と一緒に色々と回っていた。
「優理は何か欲しいのあるか?」
「私は大丈夫です」
「それじゃあな………」
せっかく来たのに何か勿体ない………
星達にもお土産買ってるのに来た本人に何も無いのはな………
「ならこれなんかどうだ?これから色々と髪を結んだりするのに使えば」
そう言って優理にキラキラと綺麗に光る髪留めを渡した。
「綺麗………」
「気に入ってもらえて何よりだ。じゃあこれを買ってやるよ」
「えっ!?」
「優理は可愛いんだからもっとおしゃれするべきだよ」
そう言ってレジカウンターに向かった。
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