後日談2 チビッ子、ギアーズ姉妹帰還
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レヴィも元はライと同じわけで、かなりパワフルで手に終えないし、ディアも自分中心に動くので、もう大変。
「では、私とユーリはテキサスエリアの方に行きますね」
「いや、バラバラに動いちゃ駄目だってば!!」
そしてシュテルも意外と勝手に行動しようとするのでギアーズ姉妹も大変だ。
そして俺は………
「優理、降りる気無い?」
「嫌です」
嬉しそうで良かったけど、肩車だと走りづらいんですよ優理さん………
「やっぱり居てほしかったな………」
と今更ながら後悔したのだった………
「先ずはあれ!!」
「いや、先ずはあっちにするべきです」
「馬鹿な!!先ずはあっちに決まっている!!」
「「「………はぁ」」」
結局、言い争いするチビッ子達。
そんな3人を見て俺、アミタ、キリエはため息を吐いた。
俺に肩車してもらっている優理やキャロ、ルー、アギトも同様だ。
そしてそんな3人の巻き添えを食うのが………
「じゃあユーリに決めてもらおう!」
「ふぇ!?」
そう、何も言ってないユーリだ。
「ええと、私は………」
優しいユーリは当然選べない。誰かを選んだら、他の2人が可哀想だからだ。
「お前らな………時間はたっぷりあるんだから………」
「「「レイは黙ってて!!」」」
お前ら………
星達はこんなにはならなかったぞ………
「いい加減にしろ………」
そんな3人に優理が俺から飛び降り、3人の所へ行くと、そのまま拳骨を落とした。
「な、何するんだ優理!?」
「何だと………?3人の我侭で皆を困らせて………」
その怒りは星を彷彿とさせる様な………
まあ小さいけれど。
しかし効果は抜群みたいで………
「「「ごめんなさい………」」」
3人は静かになった。
「レイ、これでたっぷり楽しめますね!」
「あ、ああ………」
本当に、将来が心配だ………
さて、3人が落ち着いた所で本格的にアトラクションにも乗り始めた。
ゴットスライダーにフォールマウンテン………ってあれ?何か前にもあったような………
「次はあれにしましょう!」
珍しくキャロが指を指したと思ったらそこは何かのミュージカルをやっている所だった。
「えっと………『生きる意味を知る為の旅をする少年の物語』………う〜ん」
何か見覚えが………
「駄目………ですか?」
そんな潤んだ目で見るなよ………
「いやいや、駄目じゃないぞ!!次はこれを見よう!!」
キャロに負けて、俺が無理やり皆を劇場の中へ入れていった。
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