第91話 それぞれの戦い
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アーベントはヴァイスリッターに似ているけど違うからな。
「行くぞ!!」
大きく、背中にある翼を広げ、魔力によるブーストと共に、超高速で動く俺。
「E、Bモードエクスキューションシフト!!」
高速移動しながらのEとBによる、集中砲火。
かなり動くため、出来れば使いたく無かったが………
「出し惜しみなしだ!!」
ダメージを受けなくとも衝撃により、足が止まるバルトマン。
「加奈!!」
「エンジェルリング!!」
バルトマンを中心に大きな光の輪が現れ、一気に縮小した。
それにより完全に動けなくなるバルトマン。
「狙うはあそこ!!」
さっきから怪しく光っている左胸にある赤い玉。
あれがバルトマンをおかしくしてるのではないかっていうのが俺の推測。
フルドライブのスピードそのままに、バルトマンの懐に突撃し、
「Gインパクトステーク、行け!!」
右腕にステークを展開して一気に貫いた。
「何なんだよこれ!!」
バリアーを張りながら突撃してくるブラックサレナ達。
光翼斬などの魔力弾で攻撃するが、関係無しに突っ込んで来る。
「ルベライト!!」
星がバインドで足を止めようとするも、零治と同じ様に展開するフィールドに、バインドも弾かれる。
「アロンダイト!!」
夜美のアロンダイトでようやくバリアーを貫き、足を止められたが、ダメージが薄い。
「くそっ、このままじゃ………」
バインドが主な戦い方のシャイデにはどうすることも出来ず、未だに動けるマリアージュを止めることしか出来なかった。
『どうだいシャイデ・ミナート、黒の亡霊との戦いで得たデータを元に、作り出した兵器は?』
「くっ、あの時襲ったのも………」
『最初は別さ。ただ単に出来た戦闘機人のデータを取ろうとして送っただけだよ。ただし2回目は別さ。あの時は魔力吸収の機能をテストすると同時に黒の亡霊のデータも目的の一つだったのさ。ただしあの時はなってくれなかったがね………まあ管理局のデータにあったから問題なかったがね………』
「管理局のデータ!?………あなたが閲覧できるって事は………まさか!!」
『そう、今回の事件も起こしたのは管理局の一人さ。昔の君の叔父の様にね』
「くっ………」
悔しそうに唇を噛み締めるシャイデ。
『まあそろそろ第二段階に進む。不死身のマリアージュ達で管理局の魔導師達も戦闘不能者が続出だろう………全てが彼の想定内で進んでいる』
「誰なのよ、それは………」
『おっと、つい喋りそうになってしまったね。まあそういう事だから計画の要であるマリアージュにはまだ働いてもらわなくてはならない。なのでイクス
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