第三十話 交差その一
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
手なのじゃ」
「まあ。平手殿の小言は殿に一番いきますからなあ
「始終言われますから」
「それを聞くとなればですな」
「確かに厄介ですな」
「全く。留守を任せて正解じゃった」
本来の意志はそこまでではない。しかしなのだった。ここではこう言うのであった。
「小言を聞かなくて済んだわ」
「しかし尾張に帰ればです」
「その小言が待っております」
「覚悟されて帰られるべきかと」
「やれやれじゃな。しかしじゃ」
わざと溜息を出してからだ。信長は表情をすぐに真剣なものにさせてだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ