第三話 元服その十二
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それは」
「別に」
「隠すことはない」
今度は家臣達への言葉だった。彼等が弁明するより先に言葉を出したのである。
「それはな」
「左様ですか」
「それは」
「そうだ。それならばだ」
「食っていいと」
「そう仰るのですね」
「その通りだ。だから食え」
これが吉法師の彼等への言葉だった。
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