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戦国異伝
第二十六話 堺その二
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している。その活気もまた、であった。彼等がこれまでに見たことのないものだった。
 そうしたものを見てだ。信長は感嘆して言った。
「これよのう」
「これといいますと」
「殿、今度は一体何が」
「うむ、これが貿易よ」
 こう家臣達に言うのである。
「まさにじゃ」
「これが貿易ですか」
「そうだと」
「そうよ。他の国と大々的に貿易する」
 信長はこのことに感嘆しているのだ。
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