第二十四話 国友その五
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」
「驚いたという他ありませぬ」
誇らしげに笑う信長のその顔を見ての言葉だった。
「いや、織田様は」
「うむ」
「そこまで考えておられましたか」
「つりは取っておけ」
それはいいというのであった。
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