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戦国異伝
第二十四話 国友その三
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「本音を言えば爺達も連れて行きたかった」
 平手達もだというのだ。
「しかしのう。留守番は置かなければならんからのう」
「そうです。斉藤がいますし」
「それに今川も」
「今川もそろそろ動くだろうな」
 信長はここでこうも言った。
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