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戦国異伝
第二十二話 策には策でその二
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「そうですな。どうも気になり申す」
「そうした者が勘十郎に近付くとは」
「その辺りも調べておくのです。いいですね」
「わかっております」
 それは信長が最もわかっていることだった。そしてだった。
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