第十八話 道三の最期その十五
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が戦もすれば政もする」
「忙しいのう」
「せぬのはわし位じゃった」
「そしてわしもそこに加わるな」
「そうなるな。まあ才蔵よ」
「うむ」
二人で頷き合う。
「わしは傾く」
「わしは戦の場に笹を飾る」
「そうしていくとするか」
「その様にな」
「しようぞ」
こう言い合う二人だった。可児は今一人の友を得た。そして織田家に己の居場所を見出そうとしていた。彼もまた信長の家臣となったのであった。
第十八話 完
2010・12・5
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