第一層クリアにて
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今日の打ち上げをしようと思う!!金は勿論俺持ちだー!!!」
と言うと、全員の「「「「「「おうっ!!!!」」」」」」
と言う声がフロア全体に拡がった。
フロアを出る際に、俺はあるプレイヤーを探していた。
「おいっ!!」
「何だ?」
声を掛けたのは、あのスキンヘッドで斧使いの大男だ。
サヤを落ち着かせる際に、俺らの為にずっとボスのヘイトを受け続け、タゲを取りつづけていた壁で、この人がいたから俺はサヤを見ていられた。
「貴方方のおかげで助かりました!本当にありがとう!!」
そう言うと、その人はちょっと照れたように頭を掻きながら
「いいってことよ・・。それよりお前さん達名前は・・?」
と聞いてきた。別に隠す必要もないので正直に答える。
「ジンです。これから宜しくお願いします」
「サヤです。宜しくお願いします」
「エギルだ。まあ、宜しくな」
とまあ軽く握手を交わす。
とまあこんな事をしてると、どうやら皆は先に行ったっぽく残っているのが俺達だけになってしまった。
「じゃあ俺達も行くか!!」
「はいっ!!」「そうだな」
と準備しつつ、いまだ帰ってこないキリトにメッセージを入れる。
そして立ち上がって迷宮区から出ようとした際にプッと意識が途切れる。
ドサッ
やべぇ、今頃痛みがぁ・・・・!
あまりの激痛に、俺はそのままその場に崩れ落ちた。
「・・・・・!」「・・・・・・!」
何かを喋っているが、俺には全く聞こえない。
俺の意識は、深い闇の底に沈んでいった。
SIDE OUT
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