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戦国異伝
第十五話 異装その七
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て」
「まさに鬼です」
「織田家の閻魔大王ですな」
「全くです」
「誰が閻魔じゃ」
 平手はその言葉にも反応する。耳はかなりいいのだ。
「わしの何処が閻魔じゃ」
「いや、一理あるな」
 だがだった。ここで信長が言う。
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