第百十話 切支丹その六
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せたのだ。
だから今もこう言うのである。
「それは兵が多くなっても変わらぬ」
「十九万の兵全てに」
「うむ、青い色にすると共にじゃ」
ただ具足の色を青くさせるだけではなかった、信長はその質も一新させていたのだ。
「小手も膝も守り」
「腰に陣笠も」
「そして袴も草履もはかせる」
道の石や転がっている欠片への備えも忘れてはいない。
「十九万の兵全てにな」
「銭はかかりますな」
「こういう時にそ使うものじゃ」
信長はそれも構わないと返す。
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