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戦国異伝
第百十話 切支丹その三
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は違いますが」
 小西は彼が信じている神父の話をする。
「実に立派な方です」
「その神父はそうした者か」
「はい、非常に」
「それはいいのじゃがな」
 難しい顔でまた言う信長だった。
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