第90話 最強VS最凶
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を神崎は見逃さない。
「でやあ!!」
直ぐ様、神崎が追撃に移る。
大剣を横薙ぎに振り、斬り裂く。
「くっ!?」
擬似聖王の鎧を着けているバルトマンに大きなダメージは通らなかったものの、それでもダメージを受けた。
「まだまだ!!ソニックスラッシュ!!」
魔力による強化で大剣を高速で振る神崎。
「ブリッツアサルト!!」
バルトマンもそれに合わせるかのように体全体に電気が走る。
高速の剣と斧がぶつかる。
「何て速さなの………」
フェアリーで援護しようにも速すぎて加奈にはどうすることも出来なかった。
同じスピード同士のぶつかり合い。
勝負を決めるのはパワーと経験。
「くっ!?」
「何だ?こんなもんか?もっと気張れよ!!」
更にスピードが増すバルトマン。
「ソニックアクション!!」
負けじと神崎もソニックムーブをしながら大剣を振るう。
しかしそれでもバルトマンとの戦いに優勢にはならなかった。
「ぐはっ!?」
バルトマンの蹴りが腹に決まり、吹っ飛ばされる神崎。
「神崎!!」
加奈が飛んできた神崎を受け止めるが、バルトマンはその隙を見逃さなかった。
「ボルティックブレイカー!!」
斧に込められた魔力を一気に放出したバルトマン。
「フォースフィールド!」
しかし加奈の対応も速かった。
直ぐ様フォースフィールドを張って、バルトマンの攻撃を防ぐ加奈。
「本当に便利な魔法だな………だが、終わりだ」
フィールドが消えると目の前にはバルトマンが。
神崎を蹴り、別の場所にやってから、斧を上に上げ、今にも加奈に斬りかかろうとしていた。
「か、加奈!!」
神崎が立ち上がり受け止めようとするが、
「お前はもう少し寝てろ!!」
スフィアによる攻撃で動きを止められる。
「くっ!?加奈!!」
「じゃあ死ね」
加奈はその場から硬直して動けない。
無情にも斧は加奈を真っ二つにするように降り下ろされるが………
斧が降り下ろされる前にバルトマンを砲撃魔法が飲み込んだ………
「一体何が………」
少し離れた場所で何とか立ち上がろうとしていた神崎は砲撃魔法が飛んできた方向を見る。
そこには黒い装甲に包まれた魔導師とその回りに3人の女の子がいた。
「兄さん………」
「ギリギリ間に合ったな………そして初めましてだな神崎」
零治は神崎に手を貸して立たせて上げた。
そして直ぐに零治は神崎に耳打ちし始めた。
「悪いな耳打ちで、念話だと誰かに盗聴されそうだからな」
「黒の亡霊………零治の事だったんだな。そしてその後ろの子達
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