第90話 最強VS最凶
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マスター、私にチェンジを!!セレンじゃ機動力を活かせず戦うなんて無謀過ぎます!!』
「くそっ、出来ればここでなりたくは無かったんだが………仕方がないか、レミエル!!」
『はい、セットアップ!!』
桐谷のバリアジャケットが角がある赤い装甲に変わる。
「うわあ!!」
こんな危険な状態であるのにスバルの目はキラキラ光っていた。
『魔力弾でいきますよ、マスター』
「クレイモア、いけ!!」
両肩にあるスラスターが開き、そこから広範囲に魔力弾が飛び散った。
一気に向かってくるマリアージュ達は大量の魔力弾を避けることが出来ず、全員ダメージを受ける。
「ん?あれは?」
一瞬で修復する中で相手の左胸に小さい丸い玉があることに気がついた。
「もしかしてあれが………」
『マスター、来ます!!』
別の方向から向かってくる槍を持ったマリアージュ。
そのまま槍を突き刺すが、赤い装甲の前に弾かれ、貫く事が出来なかった。
「よし、そこだ!!」
『ステーク、行きます!!』
右腕のステークが相手の左胸を貫く。
『マスター、駄目です!!』
「ちぃ!?」
桐谷はそのままクレイモアを発射。
近距離のクレイモアによりさっき放ったクレイモアよりも確実に直撃した。
「ぎぎ………」
それにより吹き飛ぶマリアージュ。
そのまま動かなくなり消えていった。
「再生しない………?」
『やっぱりあの玉みたいな物があの女性のコアだったんじゃないですか?』
「そうだとしたら勝機はある!」
向かってきたマリアージュの斧を左腕で受け止め、弾いた後に右腕のステークで左胸を貫く。
「とった!!」
桐谷の声と共にマリアージュは消える。
「よし、一人撃破!!」
『マスター、この調子で………』
レミエルがそう言った瞬間、前に近距離クレイモアで倒したマリアージュの場所に一つの玉が浮かび上がった。
「あれは………まさか!?」
桐谷の予感通り、その玉を中心にマリアージュが一体現れた。
「これは一旦あの子達を送り届けてからの方がよさそうだな………」
桐谷は後ろに居る2人の女の子を見てそう呟いた………
「はああああ!!」
大剣の先をバルトマンに向け、そのまま突撃する。
「バカか!?また同じ事を………」
「フェアリー!!」
「なっ!?」
フェアリー達によるバインドで、動きを一瞬止められるバルトマン。
直ぐに引きちぎるが、神崎の突撃を完全に止める事は出来なかった。
「くっ!?この………!!」
飛んでいるフェアリーを斧で消し去るバルトマン。
しかしその隙
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