第90話 最強VS最凶
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、一番の原因はダメージによるものが大きい。
それを分かっていながら撃った自身の遠距離最強魔法は打ち消され、もう為すすべが無かった。
「俺は変わった筈なのに………」
そう言い残し、神崎は巨大な斬撃に飲み込まれた………
しかしバルトマンの攻撃は突如展開したバリアによって阻まれた。
「ほう、あれを受けて無傷とはな………やるな嬢ちゃん」
「あなたがバルトマン………」
そう呟いたのは加奈。加奈がこっちにやって来ていた。
あの場に再び、マリアージュが現れたが、あの場をキリエ達に任せた加奈はシャイデを追って一人で此処にたどり着いた。
そして来てみたら神崎に巨大な砲撃魔法が迫っていたので、咄嗟にフォースフィールドを張ったのだった。フォースフィールドは見事に相手の攻撃に耐えたのだった。
「俺を知ってるのか?光栄だね」
そんな言葉を無視して加奈は神崎に近づいていく。
「はは、やっぱり………加奈も魔導師だったんだ………」
息も絶え絶えながら嬉しそうに言う神崎。
「喋らないで。………聖なる光よ此処に、ハートレスサークル」
光の円から受ける祝福で神崎の傷が癒されていく。
「これは………ありがとう加奈!!」
「だけど魔力は回復されないから気を付けてね」
「大丈夫、魔力だけなら誰にも負けないくらいあるから」
そう言って立ち上がり、再び大剣を展開し、構える。
「加奈、詳しい話はともかく、協力してくれないか?俺一人じゃアイツの相手は無理だ………」
「私もあの男だけは許せない事があるから協力するわ。ただし私は後方支援しか出来ないからクロスレンジは任せるわね」
「うん、任せるよ」
話合いを終え、前に出る神崎。
「もういいのか?」
「ああ、今度は前みたいにはいかない」
「そうか、そいつは楽しみだな………」
最強対最凶の戦いは2ラウンド目に突入した………
「くそっ!?何だコイツら!!」
ミズチブレードで斬り裂いても斬り裂いてもキリが無い。
さっきまでは爆発している彼女達が突如爆発せずにダメージを瞬間修復するようになった。
これじゃあまるで………
「不死身の兵士じゃないか!!」
ギンガとスバルは体を合わせて、建物を背に、小さくなっている。
それを守るように、桐谷は一人で複数の相手をしていた。
「ぐっ!?」
遠くから撃ってきた砲撃が肩をかすめる。
それに合わせるように片手剣を持ったマリアージュが桐谷を襲う。
「烈火刃!!」
刃の魔力弾を飛ばし、爆発させ、何とか軌道を逸らす事に成功したが、脇腹と右太ももを剣がかすめる。
『
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