第89話 ミッド襲撃
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「隊長は転移魔法得意じゃないですか………」
「いや、あんな大勢相手に出来るわけ無いだろ………」
「ですけど、このままじゃジリ貧ですよ………敵も減る気配が無いですし………」
「………はあ、分かった。だが違う作戦を思いついた。神崎、お前は………」
隊長の提案を聞いた神崎は直ぐ様、空高くヘ飛び上がった………
「あれ?痛みが………」
覚悟を決めた加奈だったが、一向に痛みが来ない。
恐る恐る目を開けると、目の前には赤い髪の女の子とピンクの髪の女の子が目の前に立っていた。
「危なかったわね」
「間に合って良かったです」
「アミタさんに………キリエさん………?」
「我等も居るぞ!」
声が聞こえたので、加奈が前方を見るとそこにはシュテル、レヴィ、ディアーチェ、ユーリが倒れてれる女達を踏んでこっちを見ていた。
「………ってあなた逹、直ぐに逃げなさい!!じゃないと爆発………」
「しませんよ、この人達のコアを直接貫けば爆発しないみたいなんです」
「どういう事ユーリ!?」
「あのね、僕が飛ばした光翼斬があの女の人の左胸にある丸い玉みたいな物に当たって、それに当たると爆発ぜずに溶けていったんだ!!ねえすごいでしょ!?」
「何を言っておるのだ、ただ単にがむしゃらに放っていただけではないか」
「へへ〜ん、ディアは僕に先起こされたから悔しいんだ〜」
「な、そんな事無いぞ!!それに我は王だ、ちゃんと王と呼べ!!」
「ディア、大人しくして下さい」
「シュテル、貴様まで………」
「でも名前で呼んで貰ったほうが嬉しくないですか?」
「言われてみれば確かに………」
ユーリに言われて納得するディアーチェ。
で、結局。
「我の事はディアで良いぞ2人共」
簡単に折れた………
『行けるか神崎?』
『OKです!!』
『よし、総員念話で伝えた場所まで10秒で逃げろ!!後方部隊は砲撃魔法で援護しながら敵をできるだけ足止めしろ!!』
隊長の指示の元、戦っていた管理局の魔導師が一斉に下がり始めた。
当然、敵も追いかけてくるが、後方に構えた魔導師の援護のおかげで何とか足止めする。
「行くぞジルディス」
『オメガブラスター、集束90%超えました、あと5秒で発射可能です』
「よし、フルドライブ」
『フルドライブ』
体全体に魔力が一気に高まる。
それと同時に大きなライフルのシリンダーから連続でカードリッジが飛び出す。
「よし、これで準備OKだ」
『集束、100%超えました』
「よし、オメガブラスター、発射!!!」
神崎の魔力と
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