第89話 ミッド襲撃
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向かってくるさっきの女性が3人いた。
「何処かに隠れてろ、危ないぜ」
桐谷はそう言って向かってくる3人に突っ込んでいった………
「ディエチ、チャージは!?」
「もう少し待って………」
ナイフを操りながらフェリアが後ろにいるディエチに声を荒げながら叫ぶ。
「はああ!!」
トーレは前線で女性達を食い止めていた。
それもダメージを与えすぎないように………
3人がいる場所は大きなショッピングモールの入口。
中には逃げ遅れた人達が沢山居る。
そんな中、3人は女性達が中に入らないように、戦っていた。
「………よし、トーレ姉、チンク離れて!!」
ディエチの言葉で2人はディエチの所まで後退。
そしてディエチの所まで来た所で、
「ISヘヴィバレル!!」
チャージした砲撃を放った………
「!?これは………」
ディエチの砲撃が見えた空で戦っていた魔導師がこっちにやって来た。
「君達は一体………」
「えっと私達は………」
「ヴァ、ヴァルキリーズだ!!」
やって来た魔導師、ティーダ・ランスターにトーレが思いつきでそんな事を言ったのだった………
「ノーヴェ!!」
街の東地区、レジャー施設の多いこの場所で、ガンナックルを構えていたノーヴェが自分を呼んだ声の方を向いた。
「優理とアギト!!お前達トーレ姉と一緒にいたんじゃ無いのか?」
「それがトーレは爆発があったと時に1人で何処か行っちゃって………」
「置いてかれた………」
「ああ………」
容易に想像できる光景に妹のノーヴェは申し訳なく思った。
「でも2人で大丈夫だったのかよ!?」
「ああ、それは………」
「うん、とてもうるさかったけど全部消滅させてきたよ」
笑顔で言う優理だったが、その異常さに空気が重くなる。
「あの女達ダメージ与えると爆発するから跡形もなく消してきたよ」
「………マジ?」
「見てる私も信じられなかった………」
青い顔をするアギトにノーヴェはそれが嘘じゃないことを悟った。
「これで被害も減ったし、レイ、誉めてくれるよね?」
「「ウン、タブンネ………」」
そんな優理の前に2人はそう言うしか無かった………
「まさかあなたに最初に見つかるとはね………」
「私は1人で行動していたので、冷静に考えたらこの騒ぎに乗じて動くのが一番安全ですからもしかしたらと思って………」
ミッドの街の下。
下水道とは別に広い通路が存在していた。
そこには2人の女性と1人の女の子がいた。
「シャイデ先
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